調和の幻想
7/31 瑞牆・調和の幻想
クライミングを始めた頃から名前だけは知っていて、なんとなく気になっていたルート。
その頃は、調和の幻想がクラックのルートだとは知らなかった。
末端壁には1Pのみ。調和の幻想には誰もいなかった。空いていた。
11時頃、登攀開始。
1P目 5.9 ジュニア
手出しはワイドクラック。カムは右に決められる。朝一だからなのか、動きがぎこちなく、
時間がかかった。クラックはちょっとしっとりしていた。
2P目 5.8 hさん
コーナークラックからスラブ。スラブは濡れているし、クラックの中もしっとり
していて、非常に怖い。上部は広いクラックを登ったが結構悪く感じた。
途中で左にトラバースしてもいいようだ。このピッチが自分の担当でなくてよかったと思った。
3P目 5.9 ジュニア
中央に見えるチムニーは濡れていて登れそうになかったので、左のフェースというかカンテ沿いを登る。これが正解のよう。少し岩が脆いので注意。右へトラバースするところでリングボルトへクリップ。トラバース後、レイバックぽく登る。立ち木でビレイ。
4P目 5.10a hさん
木登りから始まるスラブ。スラブに乗り移るところで木でランナーをとる。
スラブにリングボルトが一箇所のみあり。その後はスラブでややランナウト。
フィスト気味で登る。立ち木でビレイ。
5P目 5.8 ジュニア
最終ピッチのワイド。これが噂のあれかぁと思いつつ、見上げる。確かに広くて何も取れなさそう。
最初に赤キャメでプロテクションを取ったあと、その後の10数mは6番キャメがなければ、かなりランナウトする。落ちたら死ねる。
6番キャメを湯さんからお借りしていたので、ズラッシングしながら登った。その後もランナウトする。途中にあったというリングボルトはなくなっていた。
14:30頃、終了点到着。
懸垂点は同ルート。最終ピッチが長いのでダブルかバックロープ要。
今回は60mシングル+補助用ロープで懸垂。5P目はシングル+補助用ロープで降り、
その後は、60mシングルで懸垂。1,2P目はつなげて60mシングル一本で多分降りられる。
懸垂5回で取付き。15:45着。
ギア
エイリアン〜キャメ#6 1〜2セット
キャメ#6は、ランナウトを楽しみたい人以外は、持っていくべきでしょう。