kbt1235's diary

2児の子育て、時々クライミング、登山、キャンプ。

ロケットマン(5P 5.10c)

マルチを求め、再び裏烏帽子へ。
10時10分頃、登攀開始。

【1P目 5.10c 25m】 hさん
いきなりの核心。下部はいつも濡れている。
ちょっとワイドのところが悪い。その後も、休めそうで休めなく、
ムーブも嫌らしい。フォローでもきつかった。

【2P目 5.10b 25m】 ジュニア
しばらく登られてなさそうな苔加減。嫌な予感がする。
終了点間際で、クラックから突然スラブ地帯へ突入。
ボルトが一個あるが、悪いトラバースを強いられた。
ホールドがもげて、かなり振られてフォール。右手の指先を切って出血。
もう一度トライするが、またしてもフォール。無理・・・。
仕方なく、泥のつまった左のクラックを登りきり、終了点へ。
ボルトなどわざわざスラブに打たずとも、この左のラインでいいんじゃないかと思った。
懸垂のときに、正解のラインを発見したのだが、初見では難しい。

【3P目 5.9 15m】 hさん
やさしいが、ぼろい。
岩を叩くと、中身の詰まってなさそうな、うつろな音がする。
最後は木の根っこを掴んだ方が身のため。

【4P目 5.10a 20m】 ジュニア
コーナークラックからトラバース。
10aとあるが、5.8とか5.9くらいでしょう。やさしい。
13時50分頃終了。

5P目は、2級の岩稜歩きだが、割愛。
途中で下りがあり、岩もかなりぼろぼろで、フォローが死ぬ危険性がある。

4P目終了点から同ルート下降。
懸垂用のビナがなかったので残置。
60m+バックロープで1P目終了点まで懸垂。
さらに1回懸垂で取付きへ。
ロープがスタックして、絶望的な気分になった。
15時40分取付。

小川山のマルチのなかでは、まともな部類に入るのではないだろうか。
2P目のライン取りさえ間違えなければ、きっと楽しい。

ギア

エイリアンサイズ〜キャメ#4まで2セット。
キャメ#5も持っていったが不要。

参考資料

  • Rock&Snow 48
  • 日本の100岩場3