kbt1235's diary

2児の子育て、時々クライミング、登山、キャンプ。

八ヶ岳

tamaさんと八ヶ岳の雪壁とアイスに行ってきました。

1/8 石尊稜

土曜朝発で八ヶ岳入り。
昼頃、鉱泉。設営して石尊稜へ。

石尊の取付き付近

下部岩壁は雪と岩のミックス。雪のつき方も中途半端で悪い。
ライン取りを間違え、ピンなしのため、一旦クライムダウン。
右のラインから取付くも、1ピン目のハーケンがポロリする。
その後のハーケンもだましだまし。
赤岳主稜より全然難しいんですけど・・・。

上部岩壁まではコンテ。
だんだん暗くなってくるも、上部岩壁から右へ逃げるのも
時間かかりそうなので、そのまま上部岩壁へ。
稜線へ抜けた頃には、すっかり暗くなっていた。


地蔵尾根の分岐。お地蔵様とtamaさん。

地蔵尾根はトレースがしっかりとしていて、下りやすかった。
尻セード天国。万歳。

コースタイム

14:00 石尊稜 登攀開始
17:00 終了点

1/9 中山尾根

8時半頃下部岩壁へ到着。
順番待ちで9時半頃登攀開始。

下部岩壁


下部岩壁 tamaさんリード


上部岩壁まではノーザイルで。

上部岩壁をリード。
支点は打ち変えられていて安心して登れた。
まだアイゼンで岩は、あまり慣れてないせいか、
結構怖かった。


核心の上部岩壁

今日は明るいうちに鉱泉へ戻る。
その後、アイスキャンディーで6、7本登る。

コースタイム

9:30 中山尾根 登攀開始
13:00 終了点

バイルは新型ノミック2本で。全く問題なかった。
雪がしっかりしているところでは、さくさく登れてむしろ快適。
それほど雪が硬くなければスタンディングアックスビレイも可能。
ただ、リーシュとか落下防止がいるかもしれない。
あと、刃がかけてもったいないので、雪稜用とアイス用で使い分けた方がいいと思った。

1/10 大同心大滝

ジムの友人Hさんと合流し、大同心大滝へ。
一番乗り。


HさんにリードしてもらいTRを張る。
2回ほど登ったところで、後続のパーティーもやってきたので、TR回収。

時間もあったので滝の途中までリードしてみる。初リード。
下部の垂直セクションは氷が固くて、スクリューがうまく決まらずテンション。
スクリュー決めるの難しい。

中間部は氷がわりとやわらかくノーテンで。
クラックだとプロテクションがすぐに決められるけど、
アイスだとなかなかそうもいかずもどかしい。
多少ランナウトしても、手やスタンスがいいところまで登ってから
プロテクションを決めるという精神は、クラックと似ているなと思った。