OLD BUT GOLD マリオネット
ロクスノ23号を読み返している。
杉野保氏の連載であったOLD BUT GOLD。
久しくチョーク跡の途絶えたルートに、再び命を吹き込むという企画。
ロクスノ23号のOLD BUT GOLDは、城ヶ崎のマリオネット(12a)だった。
ちなみにマリオネットは、若干19歳の山野井泰史氏が1985年に初登したルート。
以下、杉野氏の解説。
「まずひとつ言えることは、このルートは理屈抜きにおもしろいということだ。それは、超立体的構造が要求するムーブの多様性でもあり、露出感の極めて高い爽快な核心部でもある。(中略)「チンケなルートとは、体の一部しか使わないルートのことだ」吉田和正氏の言葉を借りれば、これはまさに対極にあるルートと言ってもいい。(中略) これはもっと登られてもいい、いや登られるべきルートである。」
そして、「世のクライマーたちは登るべきルートを間違えているのかもしれない。」としめくくっている。
このルートを登った人間は、間違いなく同じ感想を持つだろう。
2年前にこのマリオネットをフォローしたことがあるのだが、
そのときは全く歯が立たなかった。
今回はリードでトライ。テン山ながらもトップアウト。
次のプリセット状態でのトライは、最終クリップまでノーテン。
一応、成長しているみたいだった。
次で落としたい気もするが、まだ終わらせたくない気もする。
12/17 城山
- ジャンバラヤ(5.11c) (アップ)
- トゥエルブモンキー(5.12b) xxo RP (2日6便)
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