5.11aでは落ちられない
1/28 城ヶ崎・浮山橋 スコーピオン
今回もパートナーはYさん。
金曜もスコーピオンにトライしていて、プリセットながら、
核心を越えて終了点落ちと聞いて、急に焦ってきた。
順番的にいきなり自分のリードから。カムセットはお初。
毎回、嫌だなと思いながら、誤魔化して登っていた下部で、やっぱりフォール。
6mくらいのとこから落ちて、地面から1mくらいのところで止まった。
普通ならテラスに激突していてもおかしくないのだが、無事だった。
ちょっとやばかったな。反省。
2便目、プリセットの状態でトライだったけど、
なんと、自分でもびっくり、登れてしまった。
(クラックの場合、カムがセットされている状態で登っても、
一般的に完登したとはみなされない。ピンクポイントという。)
Yさんは惜しくも最後核心落ち。
でも、RPが確実に近づいている。
来週、ワンツーで落とせるといいな。
1/29 城ヶ崎・シーサイド
朝起きると、雪国だった。
1ミリも雨のことなんか考えてなかっただけにかなりショック。
城ヶ崎の方がまだましだということで、
今日から合流のニックさんを大仁駅でピックアップし、
コブワゴンで城ヶ崎へ舞い戻る。
指が痛いのは治ってないし、寒いし、全身筋肉痛だし、
シンデレラボーイ(13a/b)はやる気になれず、
サーカス(12c)にもヌンチャクかかってないし、
いまいちモチベーションが上がらず。
あとから松島暁人とか飯山さんがやってきて、
ロクスノの連載記事「松島暁人の5.12aでは落ちられない」の撮影をやっていた。
キャデラックランチ(12b)。
個人的には四星をあげてもいいくらいの傑作だと思う。
14クライマーの素晴らしい登りを見させてもらいました。
さて、前置きが長くなったが、
モチベーションのいまいち上がらない自分は、
「5.12aでは落ちられない」の裏で、人知れず
「5.11aでは落ちられない」をやっていた。
第一回目のお題は、スカッド(11a)。
人の多いサンセットエリアとは反対側の、閑散としたサンライズエリアにある。
スカッドは傾斜がなく、ガバというよりもむしろカチが主体のルート。
終了点間際でホールドが悪くなるが、力でねじ伏せて、無事にマスターオンサイト。
チェシャネコ(10d)よりも簡単だと思う。
というかチェシャネコ(10d)がおかしいのか。
ちょっと物足りなかったので、
もう1本の11aのルートであるNEW (11a)もオンサイト。
こちらは長くて、ムーブに一癖あり、なかなか面白い。
スカッドもNEWも、どちらもアップルートにいいかもしれないと思った。
というわけで次回へ続く。
