瑞牆 十一面岩正面壁 ベルジュエール
昨年10月に登っているのだけど、パートナーたっての希望で再訪。
あんまりすっきりはしてないのが玉に瑕だけど、各ピッチとも登り応えがあるし、
マルチの練習にはちょうどよい。
暑くなりそうだったので早めに出る。
5:40 駐車場発で7:00 正面壁へ、7:40登攀開始。
1P目 11b
前回はハング下であっけなくテンションしたが、今回はあっさり抜けれた。
RPできるかもと思ったが、強いクライマーもこのあとのスラブで跳ね返されているのを
知っていたので、喜んでもいられない。
でも、やっぱり最後のボルトにクリップしてからのムーブの読みを間違えて、落ちた。
また、登れなかった。
2P目 10a
10aだが、スラブが手ごわいし、そのあとのコーナーもしぶい。
出だしランナーは長めに。
3P目 5.7
前回の反省を生かして4P目後半のクラック直前までリンクする。40〜50mくらいか。
2本ロープの強みで、うまく振り分けて流れをよくする。
6P目 チムニー 5.7
おいしいピッチを譲る。
せっかくベルジュエール登りに来てるのだから、これは登っておかないと。
やはりチムニーは奮闘的だった。
奥の方にプロテクションはとれなくはないのだけど、あまり意味ないし、
プロテクションをとるとロープの流れが極端に悪くなるので、ノープロの方がいいと思う。
7P目 5.10b
前回リードしていなかったピッチ。
ワンポイントだけ難しい。手を入れるところにカムを入れない。
8P目の岩稜はコンテ、9P目を登って頂上へ。
14:20。6時間40分。
山頂からの眺めは何度見ても素晴らしい。
暑くてだめかと思ったけど、曇り空でわりと快適に登れた。
6時間を切るくらいでさっくり登れるようにならないとな。また来る。
下降
終了点から1回懸垂し、岩稜帯を歩いて7P目まで戻る。
達磨バムの方へ1回懸垂し(7P目からラペルステーションが見える)、あと1回で白くまのコルへ。
2回で取り付きへ。
ギア
60m シングル、ダブル
C4 #0.5 - #2 x 2
C4 #0.3、#0.4、#3〜#6 x1
マスターカム 紫、青、黄 x1
#6は要らないと思う。
6P目のチムニーで#5や#6を使うとロープの流れがかなり悪くなるので、
使わないほうがいい。