kbt1235's diary

2児の子育て、時々クライミング、登山、キャンプ。

左岩壁 錦秋カナトコ〜山族79黄昏ルート

帰りの中央道で、前の車がどうみても顔だったので、
ずっと後を追いかけていたら、大月で降りるのをすっかり忘れてしまい、
渋滞に突っ込んでしまった。やられた。


左岩壁 錦秋カナトコ〜山族79黄昏ルート

カナトコから山族に抜けるルートが面白いという話を聞いていたので、登ってきた。

スタートは左岩壁の一番左にある、錦秋カナトコから。

【1P目 5.7 30m】
出だし薄いフレークを登る。キャメ3番〜4番サイズ。
その後は広いクラックとスラブをノープロで右上する。

【2P目 5.10a】
出だしのクラックが甘くやや悪い。
スラブにボルトが2本、このスラブも少し嫌らしい。

【3P目 5.8】
ここから山族ルートへ。
スタートにある右壁のカチが崩壊しそうで怖い。
浅いワイドクラックを左上する。
右上し始めるところで一旦ピッチを切った(カムで支点作成。#0.75、#5サイズ)。

【4P目 5.8?】
ワイルドな凹角。ここは技術的には難しくはない。
最後のカンテを回り込むところが緊張する。
錆びたリングだし。5.8なのかこれは。

【5P目 5.10a】
以前に山河微笑を登ったときに、きれいなクラックだなぁと思って
気になっていたピッチ。

しかし、実際に目の前にしてみると、正直、微妙。
期待しすぎるのはよくないですね。
しかも、クラックを抜けてからのフェースというかスラブが激悪(トポでは10a)。
錆びたリングではとても突っ込む気になれず、A0。
(あとでトポをみたら、ブリッジングすると上のガバに届くと書いてあってけど、結構リーチ必要だと思う)

十一面岩の入門ルートとして、紹介できるかなと思って登ってみたけど、
ちょっと内容がワイルド過ぎて、あまりお勧めできないな。
カナトコはカナトコでそのまま登った方がいいかもしれない。
そう思うと、山河微笑は本当によいルートだと思う。

  • ギアは#3まで2セット持っていったけど、1セットで足りる気がする。
  • #4はあれば使いどころはあると思う。
  • 10:20登り始め、14:00頂上(休憩)、15:30取付き。