大堂海岸 1〜2日目
1日目 足摺岬観光
年末年始(12/30〜1/3)は、花崗岩のクラックを求めて、
大堂海岸へ遠征してきた。
新宿から夜行バス(四万十エクスプレス)で中村まで約12時間。
そこからレンタカーで大堂海岸へ。
初日(12/30)は、あいにくの雨。
クライミングは諦めて、足摺岬に観光で立ち寄る。
足摺岬は単なる岬だった。
足摺黒潮市場で鰹のたたき定食を食べたり。
魚がとにかく美味しい。
その後、最果てのエリアのアプローチを確認することに。
懸垂ポイントらしき場所を見つけてから、
ついでに一番東の岬まで行って、
SECRET AGENT MANのある壁を観察する。
トポと見比べてみると、なんとなくルートの場所がわかる。
これ、やっておいてよかったと、実際に懸垂したときに思った。
夜は樫西のキャンプ場で車中泊。
すでにクライマーらしきテントが何張もあった。
風が強く、寒い夜だった。
2日目 モンキーエリア
予報に反して朝から雪が降っており、モチベーションがダウン。
先発で岩場を見に行ったパーティーは、諦めて帰っていった。
せっかくなので、とりあえず岩場まで見に行くだけ行ってみると、
いつしか雪は止み、なんとか登れる状態になっていた。
昼ごろから登りだす。
結局、岩場は20人弱と大賑わい。
真っ白な花崗岩、大きな壁、無数のクラック、
そして、海をバックに登る。素晴らしい。
- モンキールーフ(5.10a)
- ルーフを超える箇所だけがちょっとパワフル。赤道ルーフの2P目みたい。
- シャトル(5.9+)
- 5.9だと思って取りつくと痛い目に合うと思う。フィンガーもそれなりだし、プロテクションも易しくはない。結構、緊張した。
- スーパークラック(5.9)
- 超快適なハンドクラックが25m続くルート。気持ち良すぎる。最後は岡山ルートの終了点まで右にスラブをトラバース。
- セイシクラック(5.10b)
- 多分、この壁で最も面白い。フェースのトラバース、フィンガーから始まりフィスト、そしてマントルを返して終了。
夜は、幡多郷(はたご)という居酒屋兼、宿へ。
ここでも鰹のたたき、現地でとれた春鰹やきびなごの刺身、ハモの鍋。
素泊まり2500円、夕食をつけてもプラス1500円とリーズナブル。
テレビもエアコンもないけど、こたつがあるから幸せ。
スーパーやコンビニも近い。
1日だけ宿泊するつもりだったけど、最終日までここでお世話になることに。